負ければ地球は滅び、勝っても自身が命を落とす理不尽設定な漫画「ぼくらの」を読む
私は友人から教えてもらったこの「ぼくらの」軽い気持ちで見はじめてみると
テーマ重っ!かなり衝撃を受けた記憶があります。
ストーリー的には、自分の命を使って動くスーパーロボットで、少年少女達が正体不明の敵から地球を守るというお話です。
命を使って動くという事がキモで、一度敵と戦うとパイロットは必ず命を落としてしまいます。
負ければ地球は滅び、勝っても自身が命を落とすという理不尽すぎる状況、パイロットに選ばれた幼い少年少女の逃れられない死への恐怖や葛藤、また成長の過程も描かれるヒューマンドラマ的漫画です。
後半にかけて加速していく「死」というテーマの重さやパイロットの苦悩は一見の価値ありですが、テーマがテーマだけに読み手を選ぶ漫画ですので、ちょっと注意が必要ですが面白いです。