「横山光輝 三国志」を読む
『三国志』
小説やゲーム、ドラマなど、色んな作品に取り上げられる、本当に人気な題材で、三国志を知らないことは、人生でかなりの損をしています。
「横山光輝 三国志」三国志という物語を知る為の入門書として、これ以上の作品はありません。
三国志との出会い
私が初めて「横山光輝 三国志」に出会ったのは小学生の低学年の頃でした。
私の実家は田舎でして、近所の文房具屋さんが本屋さんも兼ねていて、近隣の住民はそこで漫画や雑誌を買っているようなお店。
忘れもしない、その近所のお店で初めて買ったのが、なんと13巻という暴挙。
そのタイトルは『玄徳の危機』いきなりとんでもないところからの入門を果たしておりました。
その13巻のあらすじは
しかし作戦の裏をかかれ、またもや敗走した。徐州では、曹操と玄徳がひそかに進めていた呂布討伐の企みが発覚、呂布はただちに玄徳のいる小沛へ攻め寄せた。
なぜ、1巻からじゃなかったのか…?
記憶が曖昧ですが、呂布という武将が最強であることは、幼いながら知っていたんではないかと記憶しています。だからその呂布が登場する近辺の巻で、さらにジャケがかっこいい13巻を選んだような…そうではないような…
実際、13巻のジャケは劉備が刀を携えたカッコ良いジャケなんです!
そこから、おこずかいを貯めながら、本当に長い時間をかけて60巻全てコンプリートしました。本当に長かった…中学卒業前には揃っていた記憶があるので、6年ぐらいは何度も読み返しながら増えていったという形。
最後の60巻を買って、家に帰って読み終わった時の、「もう続きはないんだなぁ…」という、あの淋しさは忘れられません。
さて、三国志などの歴史物は、小説を読まないと本気じゃないっぽい感じがありますが、漫画で全然いいじゃないですか。
漫画読んで興味持って、この人の三国志はどんなかな?って気になれば小説を読めばいいんですよ。
魅力的な登場人物、またその登場人物の多さも三国志の魅力のひとつです。
星の数ほどいる英雄の人生の羅列。
きっとあなたが好きになる武将が出てきます。
きっと何度も読み返すエピソードがあるはずです。
赤壁の戦い近辺、第19-21巻あたりは私も大好きで本当に何度も読み返しています。
(特に周瑜が孔明暗殺のため、無理難題を持ちかけ10万本の矢を孔明が集めるくだり)
人生で一度は読んで欲しい、全60巻の圧倒的なボリュームの大長編歴史漫画です。
*残念ながら電子書籍化はされていないようですね。
三国志のゲーム
「クラッシュ・オブ・クラン」に武将など、三国志の要素をプラスした、ストラテジーゲーム。1日5分からOK。移動中など暇つぶしにもってこいの、ハマるスマホゲーム。